SSブログ

ライスボウル [アメフト]

一昨日の1/3、東京ドームでライスボウルが行われました。
ライスボウルは、学生のアメフト優勝校と社会人優勝チームが対戦する試合です。
今年は富士通フロンティアーズと関西学院大学ファイターズとの対戦でした。
オイラはカミサンの実家に行っていたので録画で観戦しました。

ここからは結果を書くので別ページにしておきます。
序盤はお互いディフェンスが奮闘し得点が入りませんでしたが、富士通がRBニクソンを使い始めるとどんどん点差が開き、最終スコアは52対17の大差で富士通が勝利しました。
後半は実力差が大きすぎてちょっと見ていられませんでした。
2019_0103_RICE_8081-768x512.jpg

スタッツを見ると、富士通はランで338yrdsを得ています。
個人記録を見ていないので細かい数値はわかりませんが、このほとんどがRBニクソンじゃないかと思います。
ライスボウル_00.jpg

関学の鳥谷監督がライスボウルの在り方をインタビューで話していましたが、この件はシーガルズが4連覇した時にも言われていました。
2016年のパナソニック対立命館は僅差でしたが、ここ数年は実力差がはっきりしている試合が多く、試合としては面白みのないものになっています。

で、今後ライスボウルをどうするか?ってことですが・・・
難しい問題です。
アメリカンフットボールの試合の観客ってかなり少ないです。
自分が見始めた十数年前は観客よりも選手・スタッフの方が多いってのはざらでした。
そんな時代でも東京ドームで行われるボウルゲームは万単位のお客さんが入っていました。
最近はリーグ戦でも観客が入るようになりましたが、富士通対パナソニックのような好カードでも2500人程度です。
セミファイナルのシーガルズ対富士通でも3700人です。
そんな中、ボウルゲームはどうかと言うと、Japan X Bowlは25000人、ライスボウルは33000人です。
一桁違います。

ってことで、協会としてもボウルゲームは集客の要となっています。
ライスボウルを無くすってことは協会的には避けたいところです。
で、もしライスボウルを社会人日本一又は学生日本一のどちらかにする場合、ボウルゲームが一つ減ってしまうわけです。
例えば、社会人日本一の大会をライスボウルとする場合、12月中旬に行っていたJapan X Bowlを別の大会にする必要があります。
Japan X Bowlの代わりになって、集客できる大会って考えにくいです。
協会ではライスボウルのレギュレーションを変えてとか考えているようです。
例えば、外国人の出場を禁止したとしても社会人有利は変わらないでしょう。

ライスボウルで試合として成り立つような組み合わせを考えるとすると、NFLのプロボウルのような、オールスター戦かなと・・・
さらに、学生のファンと社会人のファンが両方楽しめると考えると、学生と社会人混合チームの東西戦とかが面白いような気がします。
学生は西高東低です。
一方社会人は東高西低です。
これが一緒になるとそこそこの試合になるんじゃないかなと。
開催会場も東京ドームと大阪ドームを交互にやるとか、買った方が翌年のホームになるとか・・・
とりあえず、来年のライスボウルは現状のままでしょうが、この1年協議して2020年シーズンのライスボウルを変えてほしいと思います。

nice!(20)  コメント(2) 
共通テーマ:スポーツ

nice! 20

コメント 2

おぉ!次郎

アメリカンフットボールのお客さん、増えると良いですね♪
by おぉ!次郎 (2019-01-07 00:18) 

bxk07344

Xリーグはいろいろ改革をしていて、以前のような大差の試合が無くなって観客もかなり増えています。
アメフトがイイ意味で盛り上がってくれる年になるとうれしいです。

by bxk07344 (2019-01-07 07:49) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。