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富弘美術館 [TV・映画・音楽・読書]

先週の日光旅行の最後に富弘美術館に寄りました。
カミサンは富弘さんの本を読んだことがあるようでしたが、オイラは星野富弘さんについてまったく知らず、ほとんど予備知識無しで見に行きました。
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美術館へ入って直ぐのロビーに「花をみていると、・・」から始まる詩と挿絵が展示してありました。
丸っこいやさしい字で書かれた詩と挿絵を見て、これが口にくわえて首の動きだけでかかれたものとはとても思えないものでした。

星野富弘さんは中学校の教師になって二ヶ月目にクラブ活動指導中の事故で肩から下が動かせない状態となってしまいます。
そんな中、口に筆を咥えて文字を書き始めます。
富弘美術館は彼の人生をを振り返りながら、彼の詩と絵を展示しています。

体が動かない絶望的な中に書かれた詩、希望を見つけ始めた詩、色々な方々への感謝の詩、頑張って生きようとする詩、素直に花に感動した詩、など、強さだけでなく弱い部分もさらけ出された詩を見ていて、泣きそうになりました。

旅行から帰ってきて、富弘さんの本が読みたくなりネットで新書版の「愛、深き淵より。」を購入しました。
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丁度出張の前日に届いたので、移動の新幹線で読み始めました。
夢中になって読み、新大阪を出る頃には最終章に入っていました。
展覧会の「語りかけ帳」に書かれたメッセージを読んでいたら泣けてきてしまい、あわてて本を閉じました。
ホテルでゆっくり最後まで読みました。
本の感想は上手くかけませんが、とにかく読んでよかったと思いました。
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