星野富弘さんの本を大人買い

先月行った旅行先で見た富弘さんの詩にとても感動しました。
その後、富弘さんの「愛、深き淵より」を読み、富弘さんの詩と絵をもっと見てみたいと思うようになりました。

ホントは新品で買えたらいいんですが、そんな予算もなくネットの古本屋さんで大人買いをしてしまいました。


どの本もいいですが、一番気に入っているのが初期の「風の旅」。

この詩画集は富弘さんが初めて出版した詩画集です。
有名な「なのはな」、「はなしょうぶ」、「はなきりん」など、富弘美術館でも見た詩画が載っています。




富弘さんの本には直筆の詩画集の他に、詩だけの直筆ではなく明朝体に製本されたものがありますが、おいらはやっぱりこの富弘さんの直筆の詩と絵がとても気に入っています。
一文字一文字がどんな思い出書かれたのか、この文字からにじみ出てくるような気がします。


この「風の旅」はこの他に「新編　風の旅」ってのもあります。

この本は「風の旅」出版後、「風の旅」の詩画を元に開催した展覧会「花の詩画展」で使われた詩画を本にしたものです。
「花の詩画展」では、「風の旅」の原画がいろいろな方々の手に渡っていて富弘さんの手元には残っておらず、展覧会を開くにあたり、富弘さんが書き直したものを使用しています。
この「新編　風の旅」では、この書き直された詩画が使われているため、同じ詩画でも「風の旅」とは異なっています。


この書き直された詩画もいいんですが、やっぱりオリジナルの当時の思いが込められたものの方が思いが強く感じられる気がします。

どの本もとにかくイイです。
おそらく、図書館であれば富弘さんの本を何冊か置いてあるはずですので、気になった方はぜひよんでみてください。