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BookPlace DB50 [TV・映画・音楽・読書]

東芝からBookPlace DB50という電子ブックリーダーが発表されました。
シャープのガラパゴスやソニーのリーダーなんかと同じような電子書籍専用端末です。
この端末の記事を読んでいて、とても気になることがあります。
toshibadb.jpg
(Engadget Japanより引用)

それはこのBookPlace DB50がどのようなフォーマットの電子書籍を読めるのか、どの記事を読んでも記載されていない点です。

現在電子書籍の規格は複数あります。
日本では、シャープのXMDFとボイジャーの.book。
海外ではEPUBやAZWなど。

これらの規格は相互に互換性があるわけではなく、XMDFの書籍ならXMDFが読める端末やソフトが必要となり対応していない端末やソフトでは読むことができません。
つまり、ガラパゴスを買ってXMDFの本を読んでいたとして、その後ガラパゴスからこのらBookPlace DB50に買い換えた場合、XMDFの本が読めない可能性があります。

さらに、10年後にXMDFの規格事態が無くなって他の規格に統一されてしまえば古い端末でしか読めなくなる可能性もあります。

また、DRM(デジタル著作権管理)ってのもあります。
書籍ファイルの複製を防止するためのものですが、決まった端末やIDなどで縛るため、別の端末に買い換えた場合に読めなくなる可能性もあります。

BookPlace DB50ではどの規格の電子書籍が読めるのかさえも記載していないのを見ると、このようなことを理解せずに、電子書籍リーダーを購入している人が多数いるのではないかと・・・
売る方も、規格の違いで読めなくなる可能性を隠して売っているように見えます。
コレってとても怖いなと思います。
雑誌みたいに読み捨てするようなモノには向いているかもしれませんが、普通の書籍としては問題だと思います。

オイラはザウルスをメインで使っている頃は電子書籍(XMDF)を良く購入していました。
本を持ち歩くことなく、手軽に読めるのでとても便利です。
が、ここ数年は購入しなくなりました。
それは、やはり規格とDRMのためです。

オイラの勝手な希望としては、書籍を買ったらオプションで電子書籍が付いてくるみたいなのがうれしいです。
本は本として残りますし、自分が購入した本の電子版がついて来れば自分の端末で続きを読んだり出来る。
書店だって、その方が本が売れると思います。
問題はオプションの電子書籍をどうやって提供するか?ってとこでしょう。

例えば、購入した本にシリアル番号見たいのが付いてて、その番号でWebから1回ダウンロードできるとか。
追加でダウンロードしたい場合は別途費用がかかるとか・・・
あとは、ダウンロードできる規格が選べるといいですね。

そーなれば、本の売り上げも上がるし、電子書籍としての売り上げも上がる・・・と思うんですが・・・

そんなシステムが数年後に出来ているとうれしいです。
とりあえず、先がはっきりするまではDRM無しのXMDFが買えるとこで買おうと思います。

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