HP200LXとGemini PDA

先日久しぶりにHP200LXを修理して使ってみました。


久しぶりに使てみましたが、使いやすさを改めて実感しました。
このままの形で今のOSや技術入れて発売してほしいくらいです。
で、今メインで使っているGeminiと比較してみました。

先ずは大きさ。

縦横はほとんど同じ。

厚さはLXの方が分厚いです。

倍くらいでしょうか。
これは電源に単三電池を使っているのが大きいですね。
薄い方がいいですが、強度の方が優先度が高いのであまりに気にしません。
その意味ではGeminiはちょっとヒンジが弱いです。

続いてディスプレイ。
LXは640×200ドットの2階調。


Geminiは2160×1080のカラー液晶。

まー、画面はGeminiの圧勝ですね。

次はキーボード。
LXのキーはこんな感じ。

ファンクションキーにアプリキー、テンキーなどこのサイズにしっかり納めています。
ブラインドタッチはキーピッチが狭いので難しいですが、キーの間隔が空いているのでとても打ちやすいです。

一方のGemini。

変則的なキー配置でファンクションキーやアプリキーなどは単独でなく、Fnキーの組み合わせになっています。
キーピッチは広いのでブラインドタッチができます。
FとJにマークが無いのでホームポジションがズレてしまいますが、蛍光シールを貼ってあげれば代用できます。
キーについてはやはりLXの方がいいですね。

次はバッテリー。
LXは単三電池で使い方によよりますが、メインで使ってた頃は2～3週間くらいだったと思います。


Geminiは1～2日くらい。

まー、CPUやディスプレイ、Wifiなど消費電力が大きいのでこればっかりはLXにかないません。

最後にOS。
LXはMS-DOSなので、MS-DOSのソフトが条件付きですが動きます。

条件ってのはグラフィックです。
テキストベースもものであればほとんど動きます。

コレは懐かしのVZエディタです。


Wizardryなんかも動きます。


一方のGeminiはAndroidです。

まー、現行OSなので扱いやすいですね。
いろんなサービスの同期ができるので、とても便利です。

さすがにOSはGeminiの方がいいですね。
ただし、MS-DOSのいいところもあります。
速さです。
起動したら直ぐに動きます。
メモ帳やスケジュール、電卓や辞書などが直ぐに起動します。
問題はそのデータが他と同期できないこと。
これが簡単に出来れば直ぐにでもLXを使います。
ホント、外観が同じで中身をAndroidにして出してほしいくらいです。

ってことで、主要な部分だけ比較しましたが、LXかなり健闘しています。
今の時代、ネットワークにつながらないと厳しいですが、ローカルで使うだけなら負けていません。
これからも直しながら大事に使っていきたいと思います。

コメント 3

VZエディタ、懐かしいなぁ
Dosアプリならアシストカルクとかアシストワード使っていました。
by 青い森のヨッチン (2021-07-09 09:13) 

青い森のヨッチンさん
アシストシリーズ懐かしいです。
簡易パッケージで値段も安かったですよね。
自分はアシストカードで書籍の管理とかしてましたね。
by bxk07344 (2021-07-09 19:31) 

bxk07344さん
アシストカードも使っていました（思い出した）

by 青い森のヨッチン (2021-07-10 10:26)