壁掛け時計修理 その２

動かなくなっていた壁掛け時計をバラしました。


で、軸に原因らしきサビが見つかりました。



ここまでバラしたので、分解洗浄をしてみる事にしました。


コイルが付いた基盤部分を取り外します。


さらに歯車が出てきました。


コレも外します。



で、洗浄ですが、コレを使います。

消毒とかで使うエタノールです。

ペットボトルのキャップに入れて使います。


歯車を漬けて、


綿棒でサビの粉を落とします。


歯車の隙間にけっこーサビの粉がこびりついています。

歯車が回ることでサビの粉がいろんな歯車に拡散していったと思われます。
つまり、このサビは長期間使わなかった事によるものではなく、購入当時からサビがあった事になります。
やっぱり初期不良のムーブメントが交換されていなかった可能性が高いですね・・・
まー、今となってはどうしようも無いですね。

で、洗浄の続きです。
洗浄しながら組立ます。




中空のこの歯車は軸の内部にサビがいっぱいです。


中にティッシュを突っ込むと・・・


こんな感じにサビがたくさんついてきます。


サビが出なくなるまで何度も洗浄します。


キレイになったら組立。


問題の軸です。


これもバラして洗浄して再組立て。



長くなったので、続きはまた次回。

コメント 2

錆び落としは無水エタノールなんですね。＿＿〆（．．）ﾒﾓﾒﾓ
結果がどうなったのか、ワクワクします。
by 親知らず (2018-02-22 07:55) 

普通は556とかでいいんですが、今回は時計なので油はやめておきました。
調子がわるい時計とか鍵穴とかに556をかけると逆に動きが悪くなって壊れる事があります。
エタノールは揮発性が高いので、洗浄しても液が残りません。
バラした感じでは特に潤滑材はなさそうだったので、多分大丈夫だと思います・・・
by bxk07344 (2018-02-22 08:20)