スリップシール機構

仕事で万年筆プレピーの先端を交換してカラーマーカーとして使っています。


で、このプレピーですが、先日誤ってパーカーのポケットに入れっぱなしのまま洗濯してしまいました。
洗濯機の中から出てきました。

インクが漏れていたら大惨事だったんですが、まったく漏れていませんでした。

プラチナ万年筆のプレピーは「スリップシール機構」ってのでペン先が乾かない様に密閉される構造になっています。
そのおかげか、洗濯でもインクが漏れずに済んだようです。
キャップを開けるとインクが漏れ出しました。


キャップの中にインクが溜まっています。

「スリップシール機構」スゲー！

インクがキャップ内に漏れているので、まとめて洗浄することにしました。
先ずは水洗い。


超音波洗浄機にかけて、


乾燥。


乾燥したらインクを入れ直して、


サニーイエローの瓶が空になりました。

調色用の瓶に移し替えてる分もあるので、すぐに買う必要はないですが、マーカーや調色によく使うイエローはやっぱり減りが早いですね～

で、再組立て。


キャップもきれいになりました。


無事復旧。



とにかく「スリップシール機構」のおかげで洗濯物にインクが付かずに済みました。
今後は十分注意するようにします。

コメント 2

凄い！
日本の技術は小さい所にこだわって派手じゃないけど良いですね。
by 親知らず (2022-03-29 08:19) 

親知らずさん
ほんとびっくりです。
洗濯機からペンが出てきたときは変な汗がでました。

by bxk07344 (2022-04-02 20:40)