ジャンボクロック WA78の改造方法

先日母のお薬カレンダーを作りました。


このお薬カレンダーにはその日の日付が表示されるようになっています。


このデジタル日付は市販品をすこしいじくって作りました。
ホントはこんな改造をしなくても、日付だけ表示されるものがあればよかったんですが、自分では見つけられませんでした。
改造した時にブログにざっとですが方法を書いていますが、バク・ハリーさんからコメントを頂いたりして需要がありそうなので方法をもう少し詳しく書いておこうと思います。

まず使うのは車内用のデジタル時計です。
「セイワ(SEIWA) 車内用品 デジタル時計 ジャンボクロック WA78 電池タイプ 」で検索すれば某通販サイトで出てくると思います。

日付だけを大きく表示するのに探して見つけたのがコレで700円くらいの代物です。

このデジタル時計はMODEってスイッチを押すと数秒日付が表示されます。


このMODEスイッチを押しっぱなしになるように改造します。
先ずはバラシます。



スイッチの部品も外します。


0.5mmのゴム板を5mm角に切ったものを二つ作ります。


これをMODEスイッチの部分に2枚置きます。


この状態で、外したスイッチの部品を取り付けずに他の部品を組み直します。



最後に外してあったスイッチ部品を取り付けます。

これでMODEスイッチが押された状態になります。

電池を抜くと時間が初期化されてしまうのでMODEスイッチが押された状態で時間と日付を設定する必要があります。
MODEが押された状態では時間と日付の設定モードに入れません。
なので、MODEスイッチを浮かすようにしながらSETスイッチを押します。
すると設定モードに入ります。


MODEが押された状態なので、数値が勝手に変わってしまいます。
値が現在時間や日付に合った瞬間にSETを押して次の設定項目に移るようすればMODEが押された状態でも設定を完了することがでします。

電池を交換する時にも設定が初期化されてしまうので、その際には同じ手順で設定します。

後はテプラなどで「月」「日」のシールを貼れば完成。


ウチはお薬手帳の他に、連絡用のホワイトボードにも貼り付けました。


認知症などで今日の日付が覚えられないご家族がいる方は参考にしてみてください。