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K&Rのデニス・リッチー博士が死去 [PC・PDA・電化製品]

ホントは昨日の鹿島対富士通の試合のことを書こうと思っていたのですが、それよりも重要なニュースが入ってきたので試合の事は明日にします。

今日のニュースでデニス・リッチー博士が死去されたことが報じられました。
デニス・リッチー博士と言えば、何といってもC言語のバイブル「プログラミング言語C」、通称「K&R」を書かれた方です。

K&Rはオイラも学生時代に買って何度も読みました。
今でも会社の自分の机に置いてあります。
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高校時代はBASICで遊んでいましたが、大学では電気工学の実験用にCでプログラムを書き始めました。
当時はまだPC98の全盛期でしたが、K&Rを読みながらMS-Cでプログラムを書いてい頃を思い出しました。

当時、数学が面白くて、今までのBASICのコマンドといった考え方ではなく、関数として扱うC言語にとても興味を持ちました。
数学で言う、y=f(x)の様に、fという関数にxと言う引数を与えると、yという値を返す。
C言語はまさにこのy=f(x)にある処理をする関数といった概念を加えたものでとにかく面白かったです。
面白いだけでなく、とても完成度の高い言語だと思います。

その後のC++は関数といった考え方からオブジェクト指向ってのに変わって行き、その変化にちょっとついていけませんでしたが・・・
とにかく、Cの関数って考え方は好きでした。
今、プログラムの仕事をしているわけではありませんが、大学時代に学んだC言語の概念ってのは今の仕事にもとても影響しています。

謹んでお悔やみ申し上げます。

#include <stdio.h>
 
main() 
{  
 printf("hello, world\n"); 
}