老後2000万円

なんだか金融庁の報告書に帰さされていたって言う「老後2000万円」が話題になっています。
年金の問題ってのは以前からあったわけで、今回金融庁の報告書に例として取り上げらていた「2000万円」って数値だけであーだこーだ言っているのは野党ってのはホントダメだなと思います。

こんなの毎月の収入に対して収入以上の生活をしようと思えば不足するのは当たり前です。
金融庁は具体的な数値を上げることでわかりやすく説明しようとしたのかもしれません。

ただ、老後の年金があてにならないのは確かで、定年になる前に考えておく必要はあります。
固定資産や貯金、個人年金なんかも一応やってはいますが、だけで足りるかというと難しいと思っています。
義父は10年ほど前、大手電機会社を早期退職し自分で仕事を始めました。
いろいろありましたが、今でも続けていて仕事として成り立っています。
自分はまだ定年まで20年ほどありますが、義父をみて定年後どうするか考える事があります。

義父は大手で築いた人脈を使って仕事をしています。
自分は「中小企業の検査技術者」ですので自分で起業するってのも難しいと考えています。
検査技術者と行っても資格があるわけでもなく、特殊な製品の検査の為、その技術を使って定年後になにかするってのは難しいです。
理想的なのは、今の会社で定年後も契約社員のような形で雇ってもらうってのがいいんですが、会社の都合もありますし当てにできません。

じゃーどうするのか？ですが、まだその道が見えていません。
自分は「ものづくり」が好きです。
叔父は大工でしたし、父も日曜大工が趣味でした。
家には子供の頃から大工道具や材木が転がっていて、子供の頃から大工道具で遊んでいました。
今の仕事も「ものづくり」をする会社です。
この「ものづくり」が収入源になるような力をつけたいとは思っていますが、日曜大工レベルでは収入にはなりません。
趣味と仕事は責任という大きな違いがあり、簡単ではありません。

もし定年後なにかを始めるのであれば、今から準備をしておかないといけないと感じていたりもします。
そーゆー意味で、今回の「老後2000万円」ってのはいい機会かなとも思っているので、いろいろ考えてみようかと思っています。