シーガルズ連勝ストップ

昨日のパールボウル準決勝、ツイッターで観戦していました。

↓すでにニュースになっていますが、富士通に13対31で負け、連勝記録がストップしました。
＜アメフット＞オービック、富士通に敗れ、連勝が３７で止まる　パールボウル準決勝
富士通が決勝進出／アメフト
オービック、37で連勝止まる＝アメフット

1QTからシーガルズのミスが連発します。
パントのスナップミスを富士通にエンドゾーンで抑えられ7点。
さらに次のシリーズでもパントのスナップミスからセーフティで合計9点を富士通に与えてしまいます。
2QTにもFGを決められ0対12。
その後オフェンスで1本取りますが、前半を6対12で折り返します。

後半。
開始直後のプレイで古庄選手がインターセプト。
そのままTDで7点返しますが、その後は得点することができず。
最終的には13対31の大差で敗退しました。

ココ数年、オフェンスが点を取れない試合はよくありました。
それでもディフェンスは安定していて、ロースコアでの勝利や、昨日の古庄選手のようにディフェンスの得点で勝った試合もたくさんありました。

↓今回の試合のスタッツです。
●オービックシーガルズ(13) vs ○富士通フロンティアーズ(31)

ツイッターのでの観戦とスタッツでしか判断できませんが、簡単に自陣まで攻め込まれてしまうディフェンス。
自陣から出ることができないばかりか、ターンオーバー連発のオフェンス。
さらにミスで失点したスペシャルチーム。
特に悪かったのがランオフェンス。
(ラン) 回数 － 獲得ヤード 37 － -21Yds
21ydsじゃなくてマイナス21ydsです。
平均して0.6yadsのロスって・・・
シーガルズはオーソドックスなオフェンスをするので、1st downでランを選択することが多いです。
なので、1st downでロスをすると3rd down longになる可能性がとても高くなります。
このランの数値を見ると、OLがイマイチだった可能性があります。
そーなると、パスプロうまくいっていない可能性も高いです。
ってことはもちろんパスも出にくくなる・・・
まー、ツイッターとスタッツで判断すると、こんな感じだったんでしょうか。

唯一よかった点をあげるとすれば、反則です。
(反則) 回数 － 損失ヤード：　1 － 0Yds
反則が1回ってのは今までなかった数字だと思います。

チーム事情はよくわかりませんが、甘さがでたのでしょうか。
連勝は続かないとは思っていました。
同じ負けるのでも準決勝で負けるのと決勝で負けるのは、強豪との貴重な試合が何試合できるかって点で大きく違います。
昨日の準決勝に勝利して決勝に出て欲しかった。
同じ負けるのであれば、決勝で負けて欲しかった。

まー、ここで思いっきり負けて反省点を洗い出し、秋の本シーズンに向けて再出発するってのも重要かもしれません。
これで、結局春の試合は一試合も見ることなく終わってしまいました。
本シーズまではまだ時間があります。
今回なにが問題だったのか、これからチームで検証していくことになるでしょう。

今シーズンは、鹿島ディアーズとしての最後のシーズンとなる鹿島。
初の日本一を狙う富士通。
有望選手が数多く加入したIBM。
さらに相模原ライズと4連覇への道はとても険しいです。
今回の試合で浮かび上がってきた問題点をしっかり修正して、前人未到の4連覇をぜひ達成して欲しいと思います。