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クライマーズ・ハイ [TV・映画・音楽・読書]

先日の上海出張の時、移動時の暇つぶし用にこの本をもって行きました。
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横山秀夫さんの「クライマーズ・ハイ」です。
お盆の時期、日航ジャンボの時期になると読みたくなる本です。

最初に読んだのはNHKのドラマが放送された時です。
その時はドラマと平行して読んでいたので、ドラマのイメージと原作本のイメージが重なっていました。
その後も何度か読んでいますが、ドラマのイメージが残ったまま読んでいました。

今回は久しぶりに読んだので、ドラマのイメージが薄い中で読みました。
やっぱり原作はすごいなと。
新聞社内の悠木の位置付けや、上司や同期、部下との人間関係の描写は映像では出せないでしょう。

オイラの今の年齢と、小説の中の悠木の年齢と同じくらいです。
主人公の悠木は、本来は管理職に付く時期であるが、過去に起こした事件によって部下を持たない中堅記者として働く中、日航事件の全権デスクに任命されます。

オイラも中堅技術者ですが、一時期管理職の話がありました。
別になにかやらかしたわけではないですが、管理職の話を断り技術職として仕事をしています。
仕事は新聞社と製造業と違いますが、最初に読んだ時とは立場が変わった状態でこの本を読みました。
いろいろな面で共感するところや、自分だったらどうか?などいろいろと考えさせられました。

感じたことを、今後の仕事に生かしたいと思いました。


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